FFヒーター 温風吹き出し口の場所や方向は意外に大事


FFヒーターの温風吹き出し口をどこに向けるか・・

これは意外に大事なことです。

弊社に取り付けの相談に来られるユーザーさんには、しっかり説明し、それを考慮して取り付け場所や温風を出す位置を決めていきます。

温風吹き出し口をどこに向けるか

温風吹き出し口をどこに向けるか

 

当たり前ですが、温風は抵抗無く吹き出した方がより効果があります。

しかし、この場合、温風がタイヤハウスに直撃です。吹き出し口付近の風はかなり高温です。いくら耐熱性の樹脂だとしても熱くなります。耐熱性でない樹脂や電線は長時間当たると溶ける可能性もあります。

今回はユーザーさんの要望で、ダクトを付けてセカンドシートの下あたりまで届くようにしました。セカンドシートの足元を温めたいなら前向きに・・。セカンドシートの後ろ側を暖かくしたいなら後ろ向きに・・自由にできます。

温風吹き出しダクトの方向

セカンドシートの足元へ

温風吹き出しダクトの方向 セカンドシートの後ろへ

セカンドシートの後ろへ

 

そして、上写真の〇で囲んだ部分のカーブ作りは実はかなり重要なのですよ。

ダクト自体も60度くらいにはなりますので、気を付けてくださいね。

冷たい足を乗せてると暖かいですし、濡れたものを上に置いておくとすぐに乾くので、使い方によっては便利なのですが・・。

枝分れが多い、ダクト配管も効率が落ちる原因です。あまり暖かくならないなと感じているなら、一度ダクト配管を見直してみてください。あちらこちらから出てくるように施工するよりも1か所から温風を出した方が、室内の暖まり方は効率的です。