こんな些細なことがベバストFFヒーターを壊す原因になるんです。
これは吸気管です。空気を燃焼するための空気を取り込みます。なんとこの吸気管の取り付け方が間違っていた為に中は泥が詰まって塊になっていました。かなり奥まで土で埋まってしまっています。
吸気管は、風の影響を受けにくい場所に施工する決まりがあります。そうでないと空気の量が安定せず、燃焼にも影響が出てしまう恐れがあるからです。
この吸気管は
タイヤのすぐ後ろに走行方向に向いてついており、タイヤからの泥はねを全て受け止めてしまっていた状態でした。
アスファルト走行などではそれほどわからなかったところ、山の雪道を走り、最悪の状態になってしまったと思われます。
固まった泥で管を塞ぎ、空気が取り入れられなかったようです。
この泥を取り除きましたが、どれくらいの砂粒が本体内に入ってしまったかは定かではありません。最悪の場合は壊れる原因の一つとなります。
このように たかが配管の位置を間違えただけでも時間が経つと不具合が出てしまうのです。
よく、ベバストFFヒーターは壊れやすい・・とか、効果がない・・などというコメントを見かけますが、ほとんどは取り付け方の問題です。
きれいについていても場所が適切でなかったり、取り回しが適切でなかったりということのひずみが何年か後に出てしまうのです。
エラーが出たら早めにチェックしてみてください。本体に異常が出る前に!!!